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屋根カバーってどんな工事?メリットやデメリットを解説

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皆さん、こんにちは!

豊田市の外壁塗装専門店ペイントスタジオです。

 

家の屋根のメンテナンスを考えた時に、「カバー工法」という言葉をチラシなどで見る機会があるでしょう。

ですが、カバー工法とは実際どのような工法なのかご存知ではない方もいるのではないでしょうか。

今回は、屋根のカバー工法についてメリットやデメリットについてご紹介します。

 

屋根のカバー工法とは?

カバー工法

屋根のカバー工法は、既存の屋根の上に防水シート(ルーフィング)と新しい屋根材を被せる工法のことです。

スレート、軽量金属屋根等のような開いたの屋根材の上からなら施工することが可能です。

屋根を一度剥がして張り替える工事の場合、剥がすときの手間がかかりますが、カバー工法ではその手間が発生しません。

また、既存の屋根が2004年以前に製造された「スレート屋根(カラーベスト・コロニアル)」の場合、人体に悪影響を及ぼす「アスベスト(石綿)」を含有している可能性があり、屋根材の処分費が高額になってしまうこともあります。

解体作業を必要としないカバー工法は、短期間に低コストでリフォームできることから人気を集めています。

 

カバー工法のメリット

屋根のカバー工法には5つのメリットがあります。

リフォーム費用が安い

カバー工法は、元々あった屋根の上に新しい屋根材を重ねるだけの工事のため、古い屋根材を撤去するための人件費・廃材処分費が発生しません。

そのため、リフォーム全体にかかる費用が安価です。

工期が短い

葺き替え工事の場合は、古い屋根を取り外す際に養生をする必要がありますが、カバー工法では省略することができます。

通常の葺き替えリフォームの場合は工事期間が7~30日程度かかりますが、カバー工法であれば約5~14日でリフォームが完了します。

騒音やホコリのトラブルが少ない

屋根を交換する際には、騒音やホコリに悩まされることが多く、近所とトラブルになってしまうケースもあります。

カバー工法であれば、工事中に騒々しい音やチリが発生するリスクが少ない上、工期が短いので周囲の方に迷惑をあまりかけずに済むでしょう。

アスベストにも対応できる

2004年以前、屋根のスレート材料にはがんの原因になりやすいアスベスト(石綿)が使用されていました。現在では製造・販売・使用共に中止になっていますが、まだ屋根にアスベスト材が含まれている建物も残っています。

しかし、アスベストの処分費用は高額で解体時にアスベストが近所に飛散しないよう対策しなくてはなりません。

カバー工法なら、屋根を壊すことなくリフォームができるため、このようなリスクがありません。

断熱性・遮音性・防水性が向上する

既存の屋根と新しい屋根の二重構造になるので、断熱性や遮音性、防水性がアップします。

特にガルバリウム屋根で雨音が気になっているという方にはおすすめです。

 

屋根カバー工法のデメリット

屋根カバー工法のメリットについて紹介したので、屋根カバー工法がいいなと思った方もいるのではないでしょうか。

ですが、メリットだけで判断すると危険ですので、しっかりとデメリットも確認しましょう。

耐震性に影響する可能性がある

カバー工法は屋根全体の重量が増えてしまうため、耐震性能が少々低下します。

とはいえ、戸建て住宅に多いスレート屋根に、軽量な金属屋根材でカバー工法を行った時の総重量は約23~26㎏/㎡程度です。

昔ながらの住宅で見られる瓦屋根は60㎏/㎡位のため、カバー工法でリフォームした屋根の方が軽いと言えます。

基本的に大多数の住宅は問題ありませんが、不安な方はリフォーム会社とよく相談してみると良いでしょう。

瓦屋根にはほぼ対応できない

元々ある屋根の上にフラットな金属屋根材を固定するのがカバー工法の方式です。

つまり、波型の形状の屋根、厚みがある屋根材の上には固定することが難しいため、陶器やセメントで作られた日本瓦の屋根はカバー工法には不向きです。

瓦棒屋根は、カバー工法を施工することは不可能ではありませんが、思い切って葺き替え工事を行うのが効率的と判断されることがほとんどです。

内部の補修が必要な屋根には施工できない

屋根の下地や内部が劣化している時は、その上から新しい屋根を被せるだけでは危険です。

下地から劣化している屋根の場合、まずは補修しなければいけません。

また、下地材が古くなっている場合も、雨水などを吸収して腐食していく可能性があるため、新しい屋根材を固定する際にくぎを打つことが出来ず、葺き替え工事を行うことになるパターンがあります。

修繕費に火災保険を活用したい場合は不向き

強風や雪の影響で破損してしまったり、雨漏りしていたりする場合に、火災保険を使用して屋根を修繕したい方もいるでしょう。

この場合、カバー工法では新世紀ない可能性が高いです。

火災保険の対象になるのは、原則として「雪や強風の被害に遭わなかった場合の状態へ戻す」ための工事です。

基本的にいい屋根材を使用して見栄えも綺麗にするカバー工法では、保険が適用されないケースが多いです。

特に雨漏りしている場合は、下地が劣化している可能性が高いため、カバー工法ではなく葺き替えを検討するべきでしょう。

 

まとめ

今回は屋根カバーについて紹介しましたが、メリットもあれば、デメリットもあります。

屋根カバー工法を考えていても、適さないケースもあるので、まずは業者に相談することが大切です。

屋根カバー工法をお考えの方は、創業100年以上・年間施工300件以上の実績を誇るペイントスタジオまでお気軽にご相談ください。

 

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