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ルーフバルコニーの防水工事の費用は?おすすめの工法も解説!

外壁塗装の豆知識

最終更新日 :

皆さん、こんにちは。

豊田市拳母町の外壁塗装・屋根塗装専門店ペイントスタジオの岩川です。

 

雨漏りなどの心配があるなら防水工事を考える人もいるでしょう。

建物は経年劣化屋材質によって雨漏りなどが起こりやすくなるので、しっかり防水工事を行うことが大事です。

ただ、防水工事をするときは費用や工法の確認が重要です。

もし、ルーフバルコニーの防水工事を行うなら

  • 費用の計算をしておく
  • 適切な工法を知っておく

というポイントを知っておくことで、スムーズに計画することができます。

 

ルーフバルコニーとは?

ルーフバルコニーは階下の屋根上にあるバルコニーのことです。

ルーフは英語で「屋根」という意味があり、手すりで囲まれているのが特徴です。

ルーフバルコニーにすることで、屋根の部分をバルコニーとして利用することができるので、幅広いスペースを利用することができます。

 

ルーフバルコニーの構造

ルーフバルコニーは上の屋根がない状態となっており、簡単に言えば屋根の上に上がることができます。

広々として空間を利用することができますが、構造を考えておく必要があります。

ルーフバルコニーにするにはバルコニーと家の中を繋ぐ階段が必要です。

屋上へ上がるための階段をどこに設置するかにより、2階の構造も変化してしまうため慎重に決定する必要があります。

新築なら設計の段階で配置を決定できるので大きな問題にはなりませんが、リフォームだと間取りの関係から不便さを感じてしまうこともあるでしょう。

さらに、屋根は家の熱や雨の影響を軽減させる働きもあるため、断熱工事や防水工事も施しておくことが大事です。

構造を確認してルーフバルコニーを考えてみましょう。

 

ルーフバルコニーの特徴

ルーフバルコニーの特徴について知っておくことも大事です。

ルーフバルコニーの大きな特徴は開放的な生活を送れることです。

屋根がないので日差しを遮ることがなく、日当たりが良くなるので洗濯物も乾きやすくなります。

また、屋根の部分が全てバルコニーとして利用できるので、家庭菜園やガーデニングなどをして楽しむことも可能です。

 

2つ目は屋上だと人目が気にならないのでバーベキューやストレッチなどの軽い運動をして屋外で活動することも可能です。

さらに、部屋の外から見るとリビングとルーフバルコニーが一体化して見えるので視覚効果が高くなり、外からだと部屋の中も見えにくくなるので防犯としての効果も高くなります。

ルーフバルコニーにはこのようなメリットがあるので、人気が出ています。

 

ルーフバルコニーの防水工事の工法と費用

ルーフバルコニーは屋根の部分をバルコニーにしているので、雨の影響を強く受けます。

また、ルーフバルコニーを設置するときは防水工事を行う必要があります。

もし防水工事をしていなければ、雨漏りの原因となり家が腐食されることになるので、しっかり施工しておくことが大事です。

ルーフバルコニーの防水工事には工法があり、費用に違いも生じます。

それぞれ紹介しましょう。

 

FRP防水

FRP防水工事はプラスチック樹脂と、ガラスマットを重ねて防水層を作り雨漏りなどを防ぎます。

軽量な材料を使用するのでルーフバルコニーへの負担が少なく、耐久性と耐候性に優れているので悪い影響が出にくい工法となっています。

FRP防水工事は乾きも早いので工期も短くて済み、早く施工することができるのも1つのメリットです。

ただ、伸縮性がないので木造住宅の揺れには追従できず、もしFRP防水工事を行うならヒビが生じる可能性もあります。

そのため、木造住宅ならFRP防水工事を行うことは諦めなくてはいけないでしょう。

 

また、定期的な点検が必要であり、5〜8年に1度はトップコートの塗り替えが必要になる工法です。

そのため、防水工事として点検まで考えておくなら費用負担が増してしまうこともあるため、出費の計算も含めて選択する必要があるでしょう。

FRP防水工事の施工費用は約1平方メートルで5,000〜8,000円ほどになっています。

費用面を考慮してみるなら高い工法ではないですが、ルーフバルコニーの広さによって高額になることもあります。

自分のルーフバルコニーがFRP防水工事と相性が良いのか業者に連絡して調査してもらいましょう。

また、依頼するときは見積りを出して相場と離れていないか確認してください。

 

ウレタン防水

ウレタンの防水工事はウレタン樹脂と硬化剤が化学反応を起こして、ウレタンゴムの防水膜が生成されます。

複雑な形状で繋ぎ目のない防水膜が可能であり、ウレタン樹脂を塗り重ねていくことで防水効果を得ることができます。

ウレタン防水工事は施工前に下地を充分に乾燥させる必要がありますが、太陽のある場所なら直ぐに乾きますし、面積の狭い場所で重宝する工法なのでルーフバルコニーにはうってつけと言えるでしょう。

さらに、通気性のあるシートの上から行う通気緩衡工法はウレタン樹脂を塗布するので、雨の影響を直接受けるルーフバルコニーでの施工に向いています。

ウレタン防水工事の特徴からしてルーフバルコニーに向いているメリットは多いですが、一方で施工後の塗膜の均一性が低いというデメリットもあります。

 

耐久性を高めるためには定期的にトップの塗り替えをする必要があり、メンテナンス費を支払う必要があります。

ウレタン防水工事の施工費用は大体1平方メートルあたり4,500円〜7,000円ほどになっていますが、5年に1度は張り替えしなければいけないので、費用は加算することもあり得ます。

価格は安いのでルーフバルコニーの防水工事として利用できますが、しっかり費用の計算を行いましょう。

 

塩化ビニールシート

塩化ビニールシートは防水シートを貼り付けることで、防水効果を高めることができます。

塩化ビニールシートは特にシートの中でも耐久性が高いので、他の工法よりも高い防水効果が得られることを期待できます。

寿命も長く15〜20年ほど保証が付くので、ウレタン防水やFRP工法と違ってメンテナンスまでの期間も短くて済みます。

 

また、既存の防水がどんな種類であっても被せることが可能であり、余計な撤去費用もかからないのでコストカットするにも最適です。

寿命の長さと防水効果の高さから、塩化ビニールシートで防水工事を行うことも可能ですが、一方で施工できる業者の方が少ないというデメリットもあります。

塩化ビニールシートでの施工をして欲しくても、依頼した業者によっては施工してもらうのが厳しい場合もあります。

中には、塩化ビニールシートではなくて防草シートを貼っただけの悪徳工事をするだけの業者もいるので、事前に確認をしておくことが大事です。

 

塩化ビニールシートでの工法は大体1平方メートル5,000〜7,000円ほどであり費用もそこまで高くはありません。

塩化ビニールシートでの工法は業者の選択が大事になるので、情報収集して対応することのできる業者なのか確認してください。

 

ゴムシート

ルーフバルコニーはゴムシートでの防水工事を行うことも可能です。

ゴムシートの防水工事は柔軟性や耐候性に優れており、雨や日差しへの耐性があるので雨漏り対策や劣化を防ぐ効果があります。

軽量な素材でもあるので地震対策としても効果があり、昔はゴムシートで防水工事を行う人が多くいました。

ただ、ゴムシートは防水層が薄いので寿命が短く平均で大体10年ほどになります。

 

また、ゴムシートでの防水工事は密着工法のみとなっており、簡単な構造になっている建物であれば利用することができますが、複雑な構造になっているなら施工が難しいです。

ゴムシートは接着剤を使用して施工していきますが、職人のスキルによってバラツキが生じてしまい、効果がうまく発揮されないこともあります。

そのため、ゴムシートは今では防水工事として使用されることも少なくなっており、強度が高く施工も行いやすい塩化ビニールシートが主流となっています。

 

ゴムシートの費用は1平方メートルあたり4,000〜5,000円ほどなので価格は高くありません。

もし、ゴムシートで防水工事を行うなら、屋根の形が真四角であり、建物に負荷をかけたくない場合に利用するのがいいです。

そして、効果が発揮されるのか必ず業者に確認をしてください。

 

まとめ

ルーフバルコニーの防水工事について内容を紹介してきました。

防水工事の種類にもいろいろあり、FRP工法、ウレタン工法、塩化ビニールシート、ゴムシートの工法から選択して行えます。

ただ、どの工法が良いのか分からない部分もあるので、必ず業者に確認を取ることが大事です。

自分の独断で決定するなら防水効果が思ったほど得られないこともあるからです。

ルーフバルコニーの特徴を生かすために慎重に防水工事を行いましょう。

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