無機塗料について解説

外壁塗装の豆知識

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最終更新日 : 2024.3.15

皆さん、こんにちは。

豊田市拳母町の外壁塗装・屋根塗装専門店ペイントスタジオです。

今回は、「無機塗料」についてです。

そもそも、有機塗料と無機塗料の違いは、下記の通りです。

有機塗料…アクリル・シリコン・フッ素などで、樹脂成分（アクリル・シリコン・フッ素など）が入っていて

この樹脂成分によって塗料の性能やグレードが決まっています。

この樹脂が紫外線によって分解されることで、退色や変色などの劣化症状が発生します。

無機塗料…粘着性を持たせる樹脂成分しか含まれておらず、ガラスなどの無機物が主成分となっている塗料です。

劣化原因となる樹脂成分がほとんど含まれていないため、退色や変色の劣化症状が発生しにくいです。

無機塗料は、紫外線によって劣化する樹脂成分がほとんど含まれていないので、耐候性に優れています。

条件によっても様々ですが、約20年ほど保つといわれています。

また、カビや苔が栄養にして繁殖する有機物もほとんど含まれていないので、カビや苔が発生しにくいです。

他には、静電気が発生しにくいので、ホコリや汚れがつきにくく、ホコリや汚れがついても雨が降れば、外壁と汚れの間に雨水が入り、汚れと一緒に洗い落ちてくれます。

デメリットとしては、無機物が主成分の為、非常に硬い塗膜となり、ひび割れしやすくなっています。

外壁にヒビが入ってしまうと一緒に塗膜もひび割れてしまいます。

また、無機塗料を以前に塗装されて、上から新しい塗料を塗り直そうとすると、新しい塗料が密着しにくく、剥がれてしまうことがあります。

無機塗料は、基本的にツヤありです。

ツヤあり、7部ツヤ、5部ツヤ

無機塗料は他の一般的な塗料と比べて効果ですが、耐候性や防汚性などの性能があり耐候年数も長いです。

長期的なコストパフォーマンスや塗装回数を減らしたいという方にはおススメな塗料です。

ですが、メリット、デメリットをご理解した上で、無機塗料を採用するか判断しましょう。

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